ギャラリー
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- 2019.1.15 遅くなりましたが明けましておめでとうございます!
- 皆さんこんにちは。新年の挨拶と言うには少し遅いですが2019年明けましておめでとうございます。今年は亥年!自分の夢や目標に向かって猪突猛進!!皆様におかれましても良い1年となりますように。テレビ等で聞いたところ今年は長い人で10連休だとか・・・仕事に行くのが面倒くさくなりそうな長さの連休でございますが皆様のお正月はどんなお正月でしたか?当方は・・・何もしていません!!完全なダラダラお正月でした!1年の計は元旦にありなんていいますがとても穏やかで寝やすいお正月でした!!1日、2日だけのお休みでしたがゆっくり過ごすことができました。1月(行く)、2月(逃げる)、3月(去る)なんてよく耳にしますが、これから春先までの時間は非常に短く感じます。歳を重ねるたびに1年間の速度が速まっているようにも感じます。その中で皆様に少しでも美味しいお米をお届けできるように勉強し、経験し成長できたらなと思います。短い挨拶ではございますが2019年も吉良ファームをよろしくお願いいたします。
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- 2018年12月31日 年末のご挨拶
- 2018年もあと数時間で終わりを迎えようとしています。当農園のお米をご購入いただいた皆様、そしてこのホームページをご覧になっていただいた皆様、今年1年ありがとうございまいした。今年このホームページを立ち上げ、自身初となるブログのようなものを書いてきました。お見苦しい表現や誤字、脱字、多々あったかとは思います。また更新が遅れたこともありました。その中でなんとか2018年を乗り切ることができそうです。来年は今年よりも少しでも進歩できるように精進してまいりますので、引き続き吉良ファームをよろしくお願いいたします。また皆様におかれましても来年が良い年になりますようお祈り申し上げます。吉良ファーム代表 吉良智也
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- 2018年12月29日 アッ!!という間の1ヵ月!1年!!
- いやぁ・・・皆さん・・・こんばんわ。ご無沙汰のご無沙汰でございます(汗)(ひきつり笑)今年の稲刈りも無事に終わり『あ~今年も無事に終わった!』と思っておりまして・・・気が付けば1ヵ月以上更新なしでした!すいません!!!ヒマでボ~っと過ごしていたわけではないのです。当農園はお米とは別にトマトの栽培も行っておりまして、シーズン終了後のトマトハウスの片づけや資材整理などなど色々と行っておりました。皆さんの農家に対するイメージってどんなものなのでしょうか?『自由だな~。』とか『機械操作ばっかりで楽そうだなぁ。』とか『雨が降ったらお休み!』なんてイメージありませんか?そんなイメージを持っておられる方も多いと思いますが・・・全然そんなことはありません!!!!確かに昔に比べれば機械の発達・導入が進み楽になった部分もあると思いますが、人間の手を必要としないなんてことはありませんし、今は農家の人数も激減しています。そのために一農家にかかる負担が大きくなったような感じでしょうか・・・。ウチはまだまだ個人農家なので自分のウチのことだけを考えれば良いのですが、法人で農業をおこなっている所などはかなりシビアな世界だと思います。個人的な意見ですが”働き方改革”なるものを農業の世界に持ち込もうものなら間違いなく倒産するすることになると思います。まぁこれは農業の世界に限ったことではないと思いますが・・・。農業は、植物=生き物相手なので人間の都合で動くと良いものができません。植物の成長を自分の生活の中心に持ってこれないと農業は難しいと思います。偉そうなことを書き連ねておりますが、自分はまだまだそこまでできてはおりません(汗)ですが先日、自分の中で”農業の神様”に出会いました!もうね・・・スゴいです!!もう勝手に師匠と呼ばせていただきますが、その師匠何がすごいって一言で言うならば・・・『植物と会話ができる!!』・・・本当に植物と話をするわけではありませんよ!それは怪しい人になっちゃいますから。今、この植物が何を欲しがっていて、どうしてほしいのかが分かるのです!農家さんの中には、自分が専門とする特定品目に詳しい人は確かにいます。が、その師匠はどの野菜でもとても上手に作るのです!しかも化成肥料は使わずに!(今回は化成肥料のことに関しては触れません!)植物に関してはもちろんのこと、植物を植えるための土の作り方など植物を育てる上での必要で膨大な基礎知識が全て備わっているすごい師匠なのです!この人のようになりたい!!と強く感じた瞬間でした。ですがあの域に到達するのに・・・自分の寿命足りるかな!?(笑)農業を始めてまだ5年そこら・・・まだまだ駆け出しのひよっこです!ですが今からの自分の可能性を信じて精進してまいりますので、皆様よろしくお願いいたします!画像・・・・今日の内容とまーーーーーーーったく関係ありません!!(笑)こないだ朝早く外に出たら綺麗な感じの雰囲気(!?)だったので撮ってみました(笑)この時期なので初日の出感、出てますが、、、違いますよ!!!(笑)ただの夜明け直前の風景と太陽が昇った瞬間でした!
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- 2018年11月20日 竹楽
- みなさんこんにちは!最近は寒くなり始めましたが風邪などひいていないですか?しかし・・・11月も下旬にさしかかろうと言うのに暖かい日もあります。今年は暖冬なのでしょうか?暑い日、寒い日と温度差があるときは体調管理も難しいですね。くれぐれも風邪などはひかれませぬように。さて今年の稲刈りも終わり、無事にお米も販売までこぎつけることができました。神様・・・皆様・・・仏様・・・ありがとう(笑)こうなってくると何を書こうかな・・・と思っていたところ、ちょうどいいイベントがありました!
『第19回 たけた竹灯籠(たけとうろう)・竹楽(ちくらく)』
これは年に一度、わが町竹田市の中心部で行われるイベントです!名前で表している通り、竹灯籠を使ったイベントです!竹を切り、その中にロウソクで火を燈して竹田市の中心部一面に並べるイベントです。毎年11月の第3週の金、土、日(だったような気がします)に行われる竹田市に一番人が集まるイベントでございます!秋の季節、だいぶ寒くなって空気も澄んできたこの時期の夕方から夜にかけて行われます。とても綺麗で、昔の武家屋敷や古いお寺などが残る街並みが竹灯籠の灯りに照らされてとても幻想的な雰囲気になります。いたるところに出店があり観光客でごったがえします。普段は超過疎の町で閑散としているのですが、年に一度この日だけはものすごい数の人が集まります。県外からの観光客もかなり多いようです。大分県では同じようなイベントが大きく分けて3つ存在します。まずは臼杵市の『竹宵(たけよい)まつり』。そして竹田市の『竹楽』。もうひとつは日田市の『日田 千年あかり』です。竹灯籠と言うコンセプト自体は同じなのですが、どの地域のイベントも大盛況のようです。この手のイベントは最近では全国であるものなのでしょうか?大分県以外のテレビのニュースで見たことあるような気もしますが・・・。他の市の二つはどのようなきっかけで始めたかまではわかりませんが、竹田市の竹楽は環境保全の一環として19年前に始まりました。竹は生命力の強い植物で、地中でつながっている『地下茎』というものからどんどん新しい竹が生えてきます。最近では竹山の管理を行う人がいなくなり、日本の地域によってはこの竹自体が邪魔者になっている場所さえあります。地下茎は地中にあるので目に見えず、気づけば田んぼや畑の中にまで伸びてそこから竹が生えてくると言うような場所もあるようです。薬剤以外ではどのようにすれば枯れるのかは自分はわかりませんが、そんな無限に生えてくると言ってもいいような竹をうまいこと使うことができないか?と言うようなことから始まったのが竹楽のようです。見事竹田の一大イベントとして成功しました。どこかで小耳にはさんだ話ですが、北海道は竹がないって本当ですか!?本当ならなぜなのですか!?誰か教えてください(笑)竹はよくしなるのですが雪には弱いのですよね!?確か!?竹田でも数年に一度大雪が降りますが、その時にはあちらこちらから竹が折れる『ぱっっっかぁぁぁぁーん!!!』て音が響き渡ります。それと北海道には竹がないって言うのは関係しているのでしょうか?それとも単なる噂なのでしょうか・・・真相が気になります。竹がないって言うことは・・・タケノコ食べれないじゃないですか!!!どうしましょ!!!(笑)今年は終わってしまいましたが、少し非日常で幻想的な雰囲気を味わいたい方は来年の竹楽に是非お越しください!
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- 2018年11月3日 籾摺り・・・そして玄米へ!
- みなさんこんにちは!連日の更新となりましたが本日もよろしくお願いします!!さて、本日は乾燥後から玄米になるまでの工程のご紹介です!ウチの家で乾燥したお米は一度乾燥機から取り出され、とある場所に運び込まれます。その場所は“ライスセンター”です!本日の作業風景の画像はライスセンターでの作業風景となります。ちなみにこの画像に写り込んでいるのはこのライスセンターのご当主様で、素敵なおじ様ですよ!ライスセンターとは農家の皆様が収穫したお米を運び込んで、乾燥から籾摺り(もみすり)、時には販売まで手掛けている場所です。JAなどが大きな施設で行っていることが多いですが、ここのライスセンターはウチから目と鼻の先にあり個人で行っています。施設も大きくないし、受け入れるキャパも限りが出てきますが、JAなどの大型施設と比べての利点もあります。ここでは書きませんがその利点がとても重要で、とても大きいような気がします。当農園のお米はこのライスセンターで玄米にしたものしか出しません。そしてこのライスセンターの家自体もお米農家なのです。ウチの親父殿の農業仲間でもあります。なのでここのライスセンターの家のこの時期の忙しさときたら尋常ではありません。自分の家の稲刈りを少し早めに行い乾燥・籾摺りまで行い、そのあとは延々と運ばれてくる他の農家さんのお米を受け入れ、乾燥・籾摺りをひたすら繰り返します。ご夫婦でやってらっしゃいますが時には深夜にも作業をすることがあります。自分も何度かアルバイトに行ったことがありましたが・・・正直・・・キツイ!!の言葉しかでてきません(笑)すごいですよねぇ・・・感服・感謝です!!なにせここのライスセンターがないとウチの美味しいお米が食べられませんから!ちなみに今回のこの画像に写っているお米ですが・・・ウチのお米ではありません。パッケージが違うのはそのためです。タイミングの都合上、よそ様のお家の籾摺り工程の画像となりますが工程は全く一緒です。さてウチは乾燥機があるので乾燥までは自分のウチで行います。乾燥が終わったらこのライスセンターに運び込みます。籾摺り工程で使う機械は個人持ちできるような物でもないので、このライスセンターにお願いしております。画像①がその機械です。この画像に写っている機械一式がセットになっています。右端に写っている黄色いパネルが付いているものが乾燥機になります。そして上から筒のようなものが数本刺さっている機械が籾摺り機、そして左の上に青いカバーが付いているものが計量器です。まず、ウチで乾燥したお米をこのライスセンターの乾燥機の中にもう一度入れ込みます。乾燥は終わっているので乾燥はしませんが、籾摺り機に流し込むために入れます。そしてレバーをガチャンと引くと、画像②のように籾摺り機の受け入れ口に乾燥機の中からお米が出てきます。そして籾摺り機の中でお米の殻を取り除きます。この取り除かれた殻が“モミガラ”ですね。この時点でお米は玄米へと姿を変えます。画像③はその玄米を振動ふるいで玄米と藁くずや、ごみ、雑草の種子、モミガラが取り除けなかったものなどに選別しています。振動を与えることによって比重の違いで良品とそうでないものが選別できるようになっています。ここで取り除かれるのは比重だけで選別することができるもののみです。画像④は今度はお米の粒の大きさによて選別している機械になります。未熟米や、割れてしまったお米、小さなお米を取り除いています。これは小米(こごめ)と呼んでいて、お米であることには変わりはないので食べられます。しかし皆様の食卓にお届けすることはできないので、主な用途としては加工用なのではないでしょうか。小米の行きつく先を調べたことがないのですが、お米を引き取りにくる業者さんが買い取ってくれるところをみると、何かしらの使い道はあるようです。そしてこの選別機をくぐり抜けたものが初めて皆様の食卓にお届けできるお米(この状態ではまだ玄米)なのです。画像⑤は計量器です。そのくぐり抜けてきたお米が上の青いカバーの中に溜まっていきます。下に米袋をセットしておいてレバーを引くと画像⑥のようにお米が落ちてきます。そして内容量が30kgになるとレバーが戻ってお米が落ちてくるのが止まる仕組みになっています。止まったら、画像⑦⑧それを左の台の上に置いて素早く米袋の口を結んでボタンを押すと抱えやすい位置まで台が上昇してくれます。この台、3秒から4秒ほどで自動的に下に降りてくるのでそれまでにお米を抱え上げて、画像⑨⑩パレットの上に並べていきます。1段が5袋×5段なので1パレットにつき25袋乗っています。これで玄米の出来上がりです。後は各農家さんが引き取りに来て精米機で白米にすれば・・・美味しいご飯となります!もちろんこのままここからお米屋さんに運ばれるものもあります!この工程・・・こうやって文字に起こすとこんな感じなのですが・・・現場は壮絶です(汗)計量器までは自動ですが、その後の横に移して口を閉じてパレットに運んで並べる・・・。この作業が1袋につき20秒ほどで終わらせないと次が詰まってきてしまいます。計量が終わった後も上の青いタンクの中にはどんどんとお米が溜まり続けています。1台の乾燥機の中身が空っぽになるまでで続けます。その間30キロの重さの物をそのペースで運び続けるのです。計量器がストップ→横に移す→次の袋をセットしてレバーを降ろす→さっき横に移したお米の袋の口を結ぶ→パレットに運ぶ→小米の袋がいっぱいになればそれを交換この間がだいたい20秒ほどです。このライスセンターの一番大きな乾燥機だと1時間以上は出続ける容量なので自分がアルバイトに行ってた時、立ちはだかる山の様な感じに思えていました(笑)かかってこい!!コノヤロー!!!のノリです(笑)乾燥機の大きさは違いますがこのライスセンターには5台の乾燥機があります。この5台を全部出し切った後に、運ばれてきたお米を入れてまた乾燥の繰り返しです。JAなどの大型施設は全部機械化されているのでしょうが、個人でやっているところはそうはいきません。ここのご当主も60歳を超えています。それでもやり続けるしかないのです。さてさて!!これにて今シーズンのお米の作業は終了ですかね。今振り返ると『もっとこんな風に伝えれば良かったかな?』とか『こんな画像にしておけば良かった! 』など思うところはたくさんあります。拙い文章と読みにくい内容、誤字脱字、色々すいません(汗)それでもこのホームページを見ていただいた皆様には感謝です!ありがとうございます!!みなさんこのホームページをご覧になっていかがだったでしょうか?お米って簡単そうに見えます。田植え後の管理作業などに関してはほとんど掲載しておりませんがその間も毎日様子を見に行き、成長を見守ってきました。このお米を食べていただいて、少しでも皆様の食卓に笑顔を届けることができればと思います。今現在、お米の品種は数えきれないほどあります。その中でウチの地域ではただひたすらにこの“ヒノヒカリ”だけを作り続けてきました。それはこの土地にこの品種が合っていると言うことを昔より知っていたからです。今現在食べていただいてるお客さんからの評判もすこぶる上々です!是非皆様にも一度食べていただけたら嬉しいです!!!それでは平成30年度産の新米の販売開始です!!よろしくお願いいたします!
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- 2018年11月2日 稲刈り~その弐~
- ~その壱~ からさてさて、このコンバイン!バインダーは刈り取りだけなのですが、現在主流のこのコンバインは刈り取りと“脱穀”を同時に行います。脱穀と言うのは稲穂に付いているモミ(お米)を稲穂から取り除く作業です!コンバインの脱穀機の写真を撮り忘れました(汗)すいません(汗)簡単に説明するとコンバインが刈り取りを行うと、刈り取られた稲穂はコンバインの中(横)を通って後ろに出ていきます。その途中で稲穂の部分だけをバシバシと叩いてモミを落とす感じです。この時お米の殻であるモミ殻は外れません。機械が良くできているのか、モミ殻がすごいのかはわかりませんが・・・。そしてその稲穂から外されたモミはコンバインのタンクの中に集められます!画像②はそのタンクの集められたモミの画像です。そしてタンクがいっぱいになるとブザーでお知らせ!それを出して乾燥機へと運びます!画像③はそのタンクからのモミを入れて運ぶためのバックです!そのバックに画像④のように通称“煙突”と呼んでいるモミの送り出し装置をうぃ~んとしてスイッチオン!!コンバインのタンクの中身を全部出し切ります!そしてこれを乾燥機に運んで入れます!田んぼの方は稲刈りが終わると画像⑦のような感じになります。田んぼの散髪終わり!!!です!コンバインで脱穀し終わった後の稲穂ですが、切り刻まれて出てくるのでそれが綺麗な列となり田んぼに模様を作っています。これで稲刈りは終了なのです。全ての田んぼの稲刈りが終わった時は、今年も終わったぁと言う気持ちと、今までそこでユラユラ揺れていたものがなくなって少し寂しい気持ちと、また来年!と言う気持ちと・・・色々ですね(笑)ここからはお米の乾燥になります。画像⑧は別日に撮影したので、お米を運ぶバックは変わっていますが手順としては何も変わっていません。右側に見えるのがお米の乾燥機です。お米を入れているこのバック、取り出し口が底面に付いています。なのでこのバックを電動クレーンで吊り上げます。そして流し込み用の橋のようなものを掛けて底面を開けるとお米がざーっっっと乾燥機の中に流れ込んでいきます。お米が乾燥しているようなら一晩で乾きますが、倒れていたり水分量が多いと乾燥が終わるのに少し時間がかかります。この乾燥機、燃料は灯油です。近年の燃料高騰がモロに響くのですが・・・致し方ない(泣)ざっとですが稲刈りから乾燥までの工程はこんな感じになります。
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- 2018年11月2日 稲刈り~その壱~
- こんにちは!この大分県竹田市の超過疎地域からはほど遠い大都会の方では収穫祭であるハロウィンが大盛り上がりで終わったもようの今日この頃・・・本日は本格的に始まった稲刈りの様子をご紹介したいと思いますが・・・この間の報告日誌でも少し触れましたが・・・この報告日誌を書いている時は、早すでに稲刈りが終わっております!なので回顧録のような感じにはなりますが、今!今!!稲刈りの最中と言うテイで書きますのでよろしくお願いします(笑)しかも画像が納まりきれなかったので全2回にわたってのご報告になります!先日の条件が悪かった田んぼの稲刈りをバインダーで行った後日・・・ついに始まりました!稲刈り!!何度か書きましたがウチの地域ではほぼ“米”が主な作物ですのでこの時期は一斉に慌ただしい雰囲気になります。そしてバインダーとは違う“コンバイン”あちらこちらの田んぼで収穫を行っています。ウチの生命線であるこのコンバイン・・・もう何年になりますかね・・・10年以上は頑張ってくれています!ウチの親父殿も結構な歳なのでこのコンバインが壊れたら・・・どうするのでしょうね(笑)決して安い値段ではないので、次、迷っちゃいますよね!!まぁ、買うしかないと思うのですが・・・稲刈りを始める前に田んぼの角になる部分だけは手で刈り取ります。画像②ですね!手で刈り取りを行わない人もいるし、やらなくてもできないことはないです。ただ機械を大切に扱いたいのでウチではやっております。そして手での刈り取りが終わるとコンバインで刈り取っていきます!田んぼの形に添って左回りで刈り取りを行っていきます。自分はこの1週目が結構好きです!なんか髪の毛を切るバリカンになったような気分で、稲穂がひしめき合っている中に自分が通った後だけ道ができる感じがなんか結構気持ち良い!画像⑥はそんなコンバインの運転席からの眺めです!そうやってぐるぐる回りながら稲を刈り取っていきます!稲穂が寝ていなくて、しっかり立っている稲刈りと、先日のように稲穂が寝てしまっている稲刈り・・・時間と労力の差がかなりあります。時間にしてみれば2~3倍ほどは手間がかかります。この田んぼは綺麗に立っていたのでものすごく順調に終わりました。~その弐~へ続く!!
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- 2018年10月31日 稲刈りいろいろ!!
- みなさまこんにちは!!久しぶりの更新です!いやぁぁ~・・・実は・・・稲刈り・・・終わっちゃいました!!!このホームページの更新してない間、稲刈りしていました。その他も色々と忙しく皆様への報告が遅れていしまいました。すいません!!今日はこの稲刈りの期間中に撮影した、稲刈りの風景と共にご紹介していこうと思います!その前に・・・一言で稲刈りと言いますが・・・稲刈りの機械も、お米になるまでの工程も何通りかございまして・・・ここではその部分を少しだけご紹介しようと思います。機械の名前や、工程の名前などは自分たちが普段使っている名称なので正式名称はわかりません。ご了承ください。まずは画像①この機械、『バインダー』と呼ばれているものです。稲を刈り取って、ある程度束にして紐で結んでポンと投げ出してくれます。このバインダー・・・農業の機械化が始まった初期の頃から存在している機械で、詳しくわかりませんが稲刈りの作業の中では、初めて機械化されたものではないのかと思います。(あくまで個人の勝手な思い込みです(笑))現在ではもっと高性能の機械が主流ではあるものの、その中で何故にウチはこの機械で刈り取っているかと言いますと・・・田んぼがぬかるんで重たい機械が入らないから!です!!田んぼも場所によって条件がものすごく違います。水を入れてもすぐに乾く田んぼ、いつまでも水が引かない田んぼ、勝手に水が湧いてくる田んぼ、固い田んぼ、柔らかい田んぼ・・・などなど場所によって大きく変わります。同じ地域の中でもです!この田んぼは毎年水が勝手に湧いてくる田んぼで、いつもぬかるんでいます。なので手間はかかりますが軽いバインダーで刈り取りを行います。ぬかるむ田んぼに対しての対策もあることはあるのですが・・・面積が小さいので毎年これでやってます!画像でも見える通り、この田んぼの稲は台風やら雨やらで全部寝ちゃいました(汗)面積が小さければバインダーの方が丁寧に刈り取ることができるのも特徴です!画像②バインダーで刈り倒した後はこんな感じになります!画像③バインダーで刈り取った稲の画像です!画像④稲をくくっている紐の拡大写真ですが・・・綺麗に結べています!これを機械が自動で行っていると思うと、こんな機械を考える人の頭の中はどうなっているのだろう・・・と思います。画像⑤と⑥のちほど解説!!!さてさてこれでバインダーでの刈り取りの紹介はお終いではござりますが・・・こんな機械が開発されるまでの間は、田植えから稲刈りまでを全て手作業でやっていたかと思うと青ざめます。途方もない労力と時間がかかっていただろうと思います。ウチの親父殿がまだ子供のころ・・・今から約60年ほど前までは“牛”が貴重な労働力だったそうで・・・牛に鋤を引かせ田んぼをたがやかしていたころは、牛の機嫌を損ねるとその場に座り込み動かなくなることもしばしばあったようで・・・。その人たちから見れば今どきの稲刈りなんて楽なものよ!!と言われてしまいそうですが・・・この時代に生きている自分にとってはこのコンバインさえも結構きついです(笑)結構な筋力と、足腰を使うので普段運動をしていないこのナマケタ体にはきついです(笑)さてここからは機械とお米になるまでの工程の紹介です。画像があるものとないものがあるので、言葉だけでうまく伝えられるか自信はありませんが頑張ります!!!まず・・・稲刈り後からお米になるまでの工程ですが・・・だいたい①刈り取り ②乾燥 ③脱穀 ④もみすり ⑤精米の工程があります。この5つの工程ですが使う機械によって順番が変わってきます。今どき主流なのは『コンバイン』を使って①刈り取りと③脱穀を同時に行い、②乾燥、④もみすり、⑤精米ですかね。①③→②→④→⑤使用する機械は『コンバイン』と『乾燥機』と『もみすり機』と『精米機』です。自分の家で食べようとした場合このパターンだと刈り取って、白米として食卓に並ぶまでの時間は1週間あれば十分できます!今回紹介した『バインダー』を使うと・・・①刈り取り、②乾燥、③脱穀、④もみすり、⑤精米になります。①→②→③→④→⑤ですがバインダーを使用して稲刈りをすると後の工程に大きな変化がでます!まず①刈り取りをして②乾燥になるのですがこの乾燥が画像の⑥になります!竹で稲をかける物干し竿のようなものを作り、そこにバインダーで刈り取った稲を穂先が下に向くように一束一束かけていきます。刈り取り口が上向きになるので、その刈り取り口に雨が当たらないようにビニールで覆っておきます。天日干しの乾燥になるので1ヵ月近くこの状態で干し続けます。乾燥機を使わないので燃料代や乾燥代がかからないメリットがあります。ですがその分時間と労力を必要とします。そして乾燥が終わった後③脱穀に移るわけですが、脱穀と言うのは稲穂についているモミ(お米)を稲穂から取り除く作業です。主流のコンバインであれば刈り取りと脱穀を同時に行うのですがバインダーは脱穀機能が付いていないので別作業になります。乾燥が終わると脱穀機能だけの『ハーベスタ』(画像なし)と呼ばれる機械で脱穀していきます。竹竿に干してある稲を一束一束ハーベスタに通していくとモミだけが取り除かれます。取り除かれたモミは画像⑤の機械(これはハーベスタではありません)に写っている袋の中にたまってきます。それから④もみすり、⑤精米になります。なので刈り取りから食卓に並ぶまでの時間は1ヶ月以上かかります。今回ウチのバインダーで刈り取った稲は天日干しをせずにコンバインの脱穀機能を利用して脱穀だけをして乾燥しました。画像⑤の機械ですが・・・これは一応『コンバイン』とは呼んでいますが一世代前のコンバインになります。工程的にコンバインと同じ①③→②→④→⑤と同じなのですが③脱穀から④乾燥の間のお米の運搬方法が大きく異なります。画像のコンバインは画像に写っているような白い袋にモミがたまります。この袋がいっぱいになると一度コンバインの運転席を降りて、さらに袋の中にモミを詰め込み、その詰め込んだ袋をコンバインから降ろして新しい袋を取り付けます。そして一区切りがついたところでこのモミの詰まった袋を軽トラックで回収して乾燥機に運ぶ流れです。一つの袋が30kg前後はあると思います。それが何十個もあるので軽トラへの積み込み、乾燥機への入れ込みもかなりの重労働となります。先程紹介したコンバインで刈り取ったパターンの乾燥後のハーベスタもこの袋での運搬になります。今日ご紹介したのは本格的に稲刈りを始める前に条件の悪い田んぼの作業報告でした!次の紹介で本格的に始まった稲刈りの様子を伝えたいと思います。
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- 2018年10月13日 山!!
- 皆さんおばんです!!(北海道方言みたいです・・・)夜の更新となりました!今日は少し用事があって車で20~30分走った所で綺麗な風景に出会ったので竹田の良い所紹介です!秋晴れの中、車を走らせていると画像の風景に出会いました!九州最高峰の“くじゅう連山”です!阿蘇くじゅう国立公園と日本百名山に指定されています。“九州の屋根”とも呼ばれているみたいです!午前中だったので空気も澄んでとても綺麗に見えました。山肌に雲の影が綺麗に写っています・・・空の色もとても綺麗です!・・・いいですねぇ・・・綺麗ですねぇ・・・!!このくじゅう連山は大分県の九重町から竹田市久住町北部にかけて広がる火山群です。最高峰は“中岳”で1.791mとのこと・・・地元なんですけど登山もしたことないし、今まで山の高さに興味を持ったこともなかったのでこのHPに載せるために初めて調べました(笑)小さなころから見上げれば普通に存在していたので当たり前の風景と言えば当たり前なのですが・・・。当農園からは結構離れていますが、改めて近くで見ると雄大で綺麗な山でした(笑)自分がとても小さな人間だと実感できます!当農園の位置ですが北にこのくじゅう山、南に祖母山があってちょうどその中間付近になります。少しだけ見通しのよい場所に行くと両方の山が見えます!くじゅう連山は総称なので細かく名前を上げると・・・久住山系(西側)中岳を筆頭に、久住山・稲星山・星生山・三俣山・猟師山、大船山系(東側)黒岳・大船山・北大船山・平治岳の二つの峰があります。この二つの峰の間に“坊がツル”と呼ばれる湿原が広がっています。どうやらこの坊がツルの近辺に前々から興味があった“法華院温泉”があるようなのですが・・・聞いた話、登山客しか入れないような秘湯らしいのですが(正確な情報ではありません)・・・そのためなら一度登山をしてみようかな・・・いつか・・・と思っております(笑)あとこの連山は“ミヤマキリシマ”で有名ですね!これも見に行ったことはありませんが、シーズンになると大分のローカルテレビで毎年流れます。いつも近くにこんな風景が広がっているので当たり前になっておりますが、こうして思い起こしながら文字にしてみると結構贅沢な環境なのではないかと思いました。合う、合わないは別として都会に出ようと思えばいつでも出れますが、帰れる場所がこんな風景が近くにある場所なのは恵まれているなぁと思います。水も綺麗で、空気も綺麗!温泉もすぐ近く!なかなか良い環境ですね!田舎ですから遊ぶ所も、観光スポットもほとんどありませんが“非日常”を味わうなら最高の環境ではないでしょうか!これから冬に向かって季節が進むとこの山も紅葉で綺麗に染まり、そして雪化粧になります。それはそれでとても綺麗な景色となります。オールシーズンいつでも綺麗な山です!以上、現場からでした!!!!