2018年11月2日 稲刈り~その弐~
~その壱~ から
さてさて、このコンバイン!
バインダーは刈り取りだけなのですが、現在主流のこのコンバインは刈り取りと“脱穀”を同時に行います。
脱穀と言うのは稲穂に付いているモミ(お米)を稲穂から取り除く作業です!
コンバインの脱穀機の写真を撮り忘れました(汗)
すいません(汗)
簡単に説明するとコンバインが刈り取りを行うと、刈り取られた稲穂はコンバインの中(横)を通って後ろに出ていきます。
その途中で稲穂の部分だけをバシバシと叩いてモミを落とす感じです。
この時お米の殻であるモミ殻は外れません。
機械が良くできているのか、モミ殻がすごいのかはわかりませんが・・・。
そしてその稲穂から外されたモミはコンバインのタンクの中に集められます!
画像②はそのタンクの集められたモミの画像です。
そしてタンクがいっぱいになるとブザーでお知らせ!
それを出して乾燥機へと運びます!
画像③はそのタンクからのモミを入れて運ぶためのバックです!
そのバックに画像④のように通称“煙突”と呼んでいるモミの送り出し装置をうぃ~んとしてスイッチオン!!
コンバインのタンクの中身を全部出し切ります!
そしてこれを乾燥機に運んで入れます!
田んぼの方は稲刈りが終わると画像⑦のような感じになります。
田んぼの散髪終わり!!!です!
コンバインで脱穀し終わった後の稲穂ですが、切り刻まれて出てくるのでそれが綺麗な列となり田んぼに模様を作っています。
これで稲刈りは終了なのです。
全ての田んぼの稲刈りが終わった時は、今年も終わったぁと言う気持ちと、今までそこでユラユラ揺れていたものがなくなって少し寂しい気持ちと、また来年!と言う気持ちと・・・色々ですね(笑)
ここからはお米の乾燥になります。
画像⑧は別日に撮影したので、お米を運ぶバックは変わっていますが手順としては何も変わっていません。
右側に見えるのがお米の乾燥機です。
お米を入れているこのバック、取り出し口が底面に付いています。
なのでこのバックを電動クレーンで吊り上げます。
そして流し込み用の橋のようなものを掛けて底面を開けるとお米がざーっっっと乾燥機の中に流れ込んでいきます。
お米が乾燥しているようなら一晩で乾きますが、倒れていたり水分量が多いと乾燥が終わるのに少し時間がかかります。
この乾燥機、燃料は灯油です。
近年の燃料高騰がモロに響くのですが・・・致し方ない(泣)
ざっとですが稲刈りから乾燥までの工程はこんな感じになります。