2018年6月4日 美味しいお米作り ⑦田植え編
田植え編です。
さてさて・・・やっと田植えまでこぎつけました。
感覚的に田植えまでの道のりは『段取り8割、現場2割』みたいな感覚です。
植えた後は畦草切りなどの管理作業に移っていくのですが、“植える”と言う目標を一区切りとしたときに田植えが最終作業なので苗を運んで植えるだけ、むしろそれまでの作業の方が大変なのです。
昔の人はこれを牛と手だけでこなしていたのかと思うとゾッとします。
画像1枚目
田植え機で植えていきます。
うちでは植代をとってから最低でも3日間ほど田んぼを放置します。
植代直後はまだ泥が落ち着いてなくて田んぼが柔らかく、苗が倒れやすいからとの理由からです。
3日程経つと泥が沈殿して少し締まって固くなります。
田植えの仕方も農家さんそれぞれですね。
うちは田んぼの形が悪いところが多いので4条植の機械で植えていきます。
定植前の苗の状態を撮っておきたかったのですが忘れてました。
あの苗もしっかりと根を張って、育苗箱から苗を取り出すと白いマットの上に緑の苗が生えているような状態です。
これを田植え機が一定の量をむしり取って田んぼに突き刺していくのです。
機械では植えきれないところは後日手作業で植えていきます。
画像2枚目
田んぼに植わった直後の苗の画像です。
田植え編おしまいです。
これで一応の肩の荷は下りたことになります。
今から管理作業が始まりますがとりあえずはここで一段落です。
これが終わるとここら辺の農家では“ツクリアゲ”と言って田植えが無事に終わった打ち上げのようなものを行います。
自分は行きませんでしたが両親は他の農家仲間とともに旅行に出かけました。
とりあえずここまでお疲れさまでした。